A担当執行役員
開発・営業
最高財務責任者
取締役・公認会計士
最高財務責任者
取締役・公認会計士
あなたがこの企業や業界で働く理由は何ですか?
製造業は古くからある業種で、この会社も歴史を重ねています。
その古さゆえに、昨今のDX(デジタルトランスフォーメーション)やAI、コロナ渦でのリモートワークが活況となる中で
もっとも取り残されている業種であるとも感じています。
この業界もいずれ変革を起こすとは思いますが、私個人の趣向として変化を待つより先立って変化を起こしたいと考えるタイプであるため、業界をけん引できるような変化を起こしていきたいと考えています。
そしてこの会社にいる理由は、モノづくりの技術、稼ぐ力、変化する潜在力のいずれをも持ち合わせる会社であると考えているため、世間から見ればただの中小企業かもしれませんが、世論は無視。
どんな大きな会社も最初は小さな会社です。逆に大きくなると変化は大変。
小さいからこそできることがあり、そのチャレンジを行える環境にもあると考えるため、業界の前段階として、まずは小さな一歩で、私はこの会社を引っ張っていきたいと考えています。
業界の課題や将来性についてどのように思われていますか?
住宅メーカーへの一製品の提供というカテゴリーに限定して考えると、人口減少からの住宅着工工数の減少というマクロの視点からは間違いなく市場縮小する業界です。
既存取引のみを前提として考えたとき、10年後に会社が残っているかどうかさえ不確実な状況であるとも考えています。
しかし、変化をいとわず、周辺領域からでもいいので新しいことに取り組み、売り物、売り先、売り方を変えていくだけでまだまだ伸びしろがある業界だとも感じています。
課題(リスク)と将来性(リターン)を天秤にかけたとき、経営陣及び従業員の頑張り次第ではあるものの、課題を上回る将来性を見出したため、明るい未来にするための経営に全力投球しています。
人生は大変を乗り越えることに面白みがあり、その超えた先にまだ見ぬ自分が、想像していなかった世界が広がっていると考えています。
安定だけを求めるなら大企業をお勧めします。
壁にぶつかっても挑戦する意欲を持ち、新しい未来を一緒に描きたい人、一緒に会社の将来をデザインしていきましょう。
若いうちでも活躍できる環境はありますか?
これは自分次第ではないでしょうか。どのような職種・職場においても無駄な仕事はなく、その仕事と出会えたことで自分の人生の糧と出来る。
そう考えられるような方であれば老若男女問わず、活躍する環境はあります。ま、うちに限らずですが。
人生には必要なタイミングで必要な試練が寸分の狂いなく訪れますので、他人の責とすることなく、自らを省ることで望む結果に近づけると思っています。
どの会社に入られるのであれ、活躍できる環境という視点だけではなく、(心構えとして)活躍できる自分であることを常に忘れないでください。
今後、御社が力を入れていくことは何ですか?また、10年後、御社はどうなっていると思いますか?
主に2つ。
①既存のお客様を大切にし、しっかりと既存事業で売上を伸ばすこと
②新しい事業領域にチャレンジし、既存のお客様と同等の売上を上げられる事業へと成長させること
この2つの領域を同時に伸ばし、次なる新しい事業への挑戦を絶え間なく生み出すことで10年後、人が羨む中小企業となっていると考えます。
そのような10年後を目指して一緒にチャレンジできる人、切磋琢磨して共に成長していきましょう。
これからチャレンジしてみたいことはありますか?
あくまで私個人として課題だと感じている部分となりますが、私は公認会計士として、会計・財務面を中心にこれまで生きてきました。
AIの発達とともに士業の領域は誰でもできる仕事がAIに置き換わっていきます。
その置き換わる仕事を捨てて、別の領域で勝負できるか、これが今の時代に生まれた私に与えられた1つの課題だと認識しています。
その1つの私なりの解として、数字を取りまとめる(会計)だけでなく、その数字を創る側として経営層に参画しています。
数字を創ることは私にとって未開の領域であり、数字を取りまとめる以外の仕事というのは知見の少ない領域でもあります。
この手を出すには少しビビッてしまうし負荷も大きい、でも今までの経験を総動員して新たな経験と今までの経験を結びつけることが出来たとき、「余人をもって代え難し」専門家となることが出来るのではないかと考えています。
そして、最終的には専門家であることさえ、捨ててしまう。
専門家の吉本でもなく、コンサルタントの吉本でもなく、社長の吉本でもない。
職業:吉本となることが私の人生におけるチャレンジです。